高知大学 一次試験詳細
こんばんは、きんぐです。
しばらく筆記試験がないので、時間に少し余裕もあり二日連続で投稿します。
8月22日に行われた高知大学一次試験の詳細を書こうと思います。一次試験は合格してます!今のところ3戦3勝です。
山口と愛媛の受験ブログは探すと結構あるのですが、高知のことを書いているブログはほとんどないので、このブログが少しでも役に立てばと思います。
◯試験科目、難易度
9:00-11:30 総合問題A(英語)
13:00-15:30 総合問題B(自然科学総合)
全てマーク式です。ですが最大16個の選択肢から選ぶので、勘はほぼ通用しません。
そして、正誤問題を一つでも間違えると点数が取れないような細かい問題もあります。
同じマーク式の山口とは出題範囲は似ていますが難易度は高知の方が高いと思います。
一次試験で20名に絞られます。
◯試験内容
まず、英語からです。
長文3題で、英文の長さは1000,1000,2000字くらいかなと思います。
150分もあるので、時間が足りなくなることはないと思いますが、集中力を持続するのが大変でした。
選択肢の難易度はかなりばらつきがあるかなと思いました。
穴埋め問題、題名を考える問題、正誤問題などなど
かなりバリエーションのある選択肢になっています。
過去問を手に入れて何回か解いてみて、傾向を掴んだ方がいいでしょう。
簡単という人、あまり差がつかないという人様々な情報があると思います。
私は英語ではあまり差がつかないと思います。
先ほど申し上げた通り、一つでも正誤を間違えれば点数がもらえない選択肢が多くあるので、なかなか高得点は難しいと思います。
私の感触は5-6割といったとこでしょうか。
次に、自然科学総合です。
高校レベルの数学(6題)、生命科学(7題)、化学(6題)、物理(6題)が出題されます。
差がつくとしたらこっちだと思います!
この4つの科目をしっかりと勉強できている人はかなり少ないと思います。
数学全部捨てても受かるという掲示板を見たりしましたが、英語でしっかり点数が取れなければ厳しいと思います。英語では差がつきにくいです。
数学は数Ⅲレベルの微積(接線、面積、体積など)
生命科学は比較的簡単(発生・生化学・細胞生物学・生理学・免疫など)
物理(力学・波動・熱力学・電磁気)
以上のように満遍なく出ます。なのでできる人とできない人ではかなり差がつきます。
特に無機化学は、編入試験ではほぼ出題されないと言われている分野なので、周りが手をつけていない分野です。
無機を勉強して差をつけるか、それとも捨てて他の分野で点を稼ぐかは、人それぞれ違うと思います。
私は、無機もしっかりと半年勉強して点数を取ることができました。
感触は8割程度でした。
◯受験者層、受験者数、コロナ対策
受験者層は幅広かったです。50代くらいの方もいました。
推薦書が必要ではないからだと思います。
受験者数は2020年度は154名でした。
これはかなり驚きの数字で、毎年高知は数校被っているので100名前後なんです。
今年は一度延期されて、どの大学とも被っておらず1.5倍増えてしまいました。
154名から20名に絞られるのでなかなか厳しい戦いです。
一点の重みをとても感じました。
どこか一つでも科目を捨てて受けに来た人たちは皆ダメだったのではないでしょうか。この倍率だと厳しいと思います。上から点数が良い順に取っていくわけですから、他の科目で挽回する前に上位20名が埋まってしまうことになると思います。
今年の一次の倍率の高さは編入の中でも上位にくると思います。
コロナ対策は、非接触式体温計で体温計測、マスク着用、昼休み中の換気といったところでしょうか。
◯大学周辺の情報
大学は、高知駅からバスで30分のところにあります。
バスの本数は少ないので、私は前日にタクシーを予約して一人で快適に行くことが出来ました。3000円と高かったですが、試験前に気分を落ち着かせるためなので、あまり高いと感じませんでした。
ホテルは高知駅・はりまや橋周辺に多くあるので宿に困ることはないでしょう。
私のオススメは、ホテル港屋です。
フロントの接客はとても良かったですし、大浴場・サウナ付きで非常にリラックすることが出来ました。
大学は空港からのアクセスが非常に悪いです。
一度高知駅へバスで30分、高知駅から大学へバスで30分かかります。
試験帰りの飛行機の時間には要注意です。
以上となります。次は旭川一次のことを書こうと思います!!