旭川医科大学 一次試験詳細
こんにちは、きんぐです。
今日は、2020年8月29日に行われた旭川医科大学の一次試験の詳細を書きたいと思います。
私は、一次試験は無事合格しました。4戦4勝です!
◯試験科目、配点
9:30-11:30 生命科学(300点)
13:00-14:30 英語(100点)
◯試験内容
生命科学は、かなり解きやすいオーソドックスな問題です。難易度もそれほど高くありません。配点もめちゃ高いので、生命科学で高得点を取って筆記通過が理想です。
旭川の過去問をスラスラと解けるレベルになりたいところです。
毎年統計(50/300点)が出題されます。
統計をやったことがない人でも高校レベルのデータの分析は必ずやったほうがいいです。分散、標準偏差、相関係数とは何かまでは最低限わかるようにすれば統計で0点はないと思います!
高得点を狙うなら、感度・特異度の計算、t検定、p値、χ二乗検定あたりの計算ができるようになれば大丈夫だと思います。
統計は差が一番つくのではないでしょうか。記号問題も多いので少しでも点数を稼げると筆記合格に繋がります!
あとは、生化学(50点)、免疫(50点)、細胞生物学・分子生物学・生理学(計100点)が出題されます。どの分野も満遍なく出題されます。
私の感触は8割を超えたかなというところです。非常に手応えがありました。
筆記合格なら6~7割は必須、最終合格なら7~8割欲しいかなと勝手な分析です。
英語は、100点満点で長文1題(1000字程度)と英作文が出題されます。
旭川の英語は読みにくいのが特徴ですかね。下線部の説明など平均5題出題されます。
昨年までは正誤問題があったのですが、今年は傾向が変わり要約問題になりました。
問題を見たときにはビビりましたが、意外と要約は簡単でした。
全てを完璧に解こうとするのではなく、できるところ、読めたところを満遍なく解答してく方が良いと思います。これは旭川に限った話ではないですね。
問題難易度と合格難易度は異なります。周りができないところはできなくても差がつかないです。確実に取れるところをしっかり取りましょう!!
英作文はTOEFLの対策が役に立ちます。大体200ワード書ければ良いのではないでしょうか。
時間内に書くトレーニングが大事です。そして序論本論結論の構成を意識しましょう。
毎年英語の平均は低いようで、5割とれれば間違いなく筆記上位にいけると思います。
◯受験者層、受験者数
2020年度の入試は人気校である鹿児島大学と被ったため、どの層が受けたかは正直わからないです。
受験校被りはチャンスです。受験者がバラけ、人数も減ります。
国際医療人枠が83名、地域枠が27名でした。
それぞれ15名ずつ筆記合格です。
筆記の難易度は国際>地域
面接の難易度は国際<地域
だと思います。国際は追加が多く出ることが予想されますが、地域はなかなか出ないと思います。
◯大学周辺の情報
旭川駅から医大病院前までバスで40分ほど、片道310円です。
何本か走ってるので困ることはないですが、旭川駅周辺はバス停が多いので、前日に乗る場所を必ず確認しましょう!
① ②
①が15分ほど、②が40分ほどです。
ホテルは旭川駅周辺にたくさんあります。
大浴場付きの立派なホテルが多いです。
旭川の筆記は以上です!
次回からは面接の概要を少しずつ書いていければと思います!!
高知大学 一次試験詳細
こんばんは、きんぐです。
しばらく筆記試験がないので、時間に少し余裕もあり二日連続で投稿します。
8月22日に行われた高知大学一次試験の詳細を書こうと思います。一次試験は合格してます!今のところ3戦3勝です。
山口と愛媛の受験ブログは探すと結構あるのですが、高知のことを書いているブログはほとんどないので、このブログが少しでも役に立てばと思います。
◯試験科目、難易度
9:00-11:30 総合問題A(英語)
13:00-15:30 総合問題B(自然科学総合)
全てマーク式です。ですが最大16個の選択肢から選ぶので、勘はほぼ通用しません。
そして、正誤問題を一つでも間違えると点数が取れないような細かい問題もあります。
同じマーク式の山口とは出題範囲は似ていますが難易度は高知の方が高いと思います。
一次試験で20名に絞られます。
◯試験内容
まず、英語からです。
長文3題で、英文の長さは1000,1000,2000字くらいかなと思います。
150分もあるので、時間が足りなくなることはないと思いますが、集中力を持続するのが大変でした。
選択肢の難易度はかなりばらつきがあるかなと思いました。
穴埋め問題、題名を考える問題、正誤問題などなど
かなりバリエーションのある選択肢になっています。
過去問を手に入れて何回か解いてみて、傾向を掴んだ方がいいでしょう。
簡単という人、あまり差がつかないという人様々な情報があると思います。
私は英語ではあまり差がつかないと思います。
先ほど申し上げた通り、一つでも正誤を間違えれば点数がもらえない選択肢が多くあるので、なかなか高得点は難しいと思います。
私の感触は5-6割といったとこでしょうか。
次に、自然科学総合です。
高校レベルの数学(6題)、生命科学(7題)、化学(6題)、物理(6題)が出題されます。
差がつくとしたらこっちだと思います!
この4つの科目をしっかりと勉強できている人はかなり少ないと思います。
数学全部捨てても受かるという掲示板を見たりしましたが、英語でしっかり点数が取れなければ厳しいと思います。英語では差がつきにくいです。
数学は数Ⅲレベルの微積(接線、面積、体積など)
生命科学は比較的簡単(発生・生化学・細胞生物学・生理学・免疫など)
物理(力学・波動・熱力学・電磁気)
以上のように満遍なく出ます。なのでできる人とできない人ではかなり差がつきます。
特に無機化学は、編入試験ではほぼ出題されないと言われている分野なので、周りが手をつけていない分野です。
無機を勉強して差をつけるか、それとも捨てて他の分野で点を稼ぐかは、人それぞれ違うと思います。
私は、無機もしっかりと半年勉強して点数を取ることができました。
感触は8割程度でした。
◯受験者層、受験者数、コロナ対策
受験者層は幅広かったです。50代くらいの方もいました。
推薦書が必要ではないからだと思います。
受験者数は2020年度は154名でした。
これはかなり驚きの数字で、毎年高知は数校被っているので100名前後なんです。
今年は一度延期されて、どの大学とも被っておらず1.5倍増えてしまいました。
154名から20名に絞られるのでなかなか厳しい戦いです。
一点の重みをとても感じました。
どこか一つでも科目を捨てて受けに来た人たちは皆ダメだったのではないでしょうか。この倍率だと厳しいと思います。上から点数が良い順に取っていくわけですから、他の科目で挽回する前に上位20名が埋まってしまうことになると思います。
今年の一次の倍率の高さは編入の中でも上位にくると思います。
コロナ対策は、非接触式体温計で体温計測、マスク着用、昼休み中の換気といったところでしょうか。
◯大学周辺の情報
大学は、高知駅からバスで30分のところにあります。
バスの本数は少ないので、私は前日にタクシーを予約して一人で快適に行くことが出来ました。3000円と高かったですが、試験前に気分を落ち着かせるためなので、あまり高いと感じませんでした。
ホテルは高知駅・はりまや橋周辺に多くあるので宿に困ることはないでしょう。
私のオススメは、ホテル港屋です。
フロントの接客はとても良かったですし、大浴場・サウナ付きで非常にリラックすることが出来ました。
大学は空港からのアクセスが非常に悪いです。
一度高知駅へバスで30分、高知駅から大学へバスで30分かかります。
試験帰りの飛行機の時間には要注意です。
以上となります。次は旭川一次のことを書こうと思います!!
愛媛大学 一次試験の詳細
山口大学に引き続き、愛媛大学の一次詳細も書きたいと思います。
◯試験科目、配点
9:15-10:15 英語(100点)
11:00-12:30 生命科学(200点)
2020年度は、例年あった小論文がなくなりました。午前中に終われるようになったのはとても良かったです。
◯科目の詳細
まず英語です。
7,800字程度の長文が二題で、和訳・説明問題・英作文・記号が出題されます。
オーソドックスな、一般入試に近い形式かなと思います。
ですが、60分という短い時間の間に解かなければならないので、全てを完璧にしようとするのではなく、ある程度捨て問を作りながら、できるところに時間を書けるべきです。
ここで、一番伝えたいことがあります。愛媛大学は、各大問の配点が記載されているのです。
大問1は、問題数が多く英作文も出題された上で50点
大問2は、問題数が少ないのに50点
このブログを見た方は、どちらを先に時間をかけて解きますか?
正解はないのですが、おそらく大問2に時間をかけた方が良いでしょう。
大問2は、一題の配点が高いんです。これに時間を書けるべきです!
私も大問2から解いて、一次合格をもらえたので、この戦略は正しかったと思います。
開始すぐに問題を解くのではなく、問題の全体、配点を見渡してから、どこから解くか決めた方が良いです。慌てて解く必要はありません。
英語の感触は4-5割だったと思います。かなり難しく感じました。
次に、生命科学です。
大問は4つ
大問1 高校レベルの物理(力学) (50点)
大問2 高校(一部大学)レベルの化学 (50点)
大問3 生命科学(知識問題多め) (50点)
大問4 生命科学(考察問題) (50点)
一番得点を取りやすいのは、大問1と2です。高校レベルで満点近くを狙えるはずです。
生命科学の考察問題は難しいですが、何とか粘って解答欄を埋めたら部分点が少しでももらえるかもしれません。
生命科学の感触は、6-7割です。
◯受験者層、受験者数、コロナ対策などなど
受験者層は、おそらく理系の方が多かったのではないでしょうか。
物理化学のフルセットなので文系の方は厳しいかもしれません。
推薦書が1枚必要なのですが、あと2人推薦者が必要なのです!
この2人というのは、名前と連絡先だけを書くというだけです。高校の担任、大学時代の先生、職場の友達、最悪家族でも大丈夫だと思います。(不安なら大学に電話した方がいいです)
誰でもいいので探せば受験できます!諦めないでください。
受験者数は110名、二つの部屋に分かれて実施されました。
会場に入る前に非接触式体温計で体温を測り、アルコール消毒をして入室しました。
試験官は皆マスクにフェイスシールドをしていました。
山口大学より受験者同士の間隔は広かったと思います。
◯大学周辺の情報
大学周辺にはホテルはほぼなく、ボロいとこしかないです。
ですが、少し離れた見奈良温泉利楽は超オススメです。温泉がとても良いです。宿泊もできます。朝食と夕食もたべれます。タクシーを予約しておけば朝ストレスなく大学に連れてってくれます。
ほとんどの受験生は松山市駅、大手町駅周辺のホテルを取ると思います。
たくさんホテルがあるので、埋まってしまうことはないと思います。
市街地から出ている伊予鉄は、運賃が高いです。片道500円くらいです。
行きに、帰りの切符を買っておくべきです。おそらく混雑します。
以上になります!少しでも参考になればと思います。
山口大学 一次試験の詳細
こんばんは、きんぐです。
受験真っ只中ではありますが、今日は気分転換に7月末に行われた山口大学の一次試験の詳細を書こうと思います。少しでも何か役に立てばと思います。
◯試験科目
9:30-11:00 自然科学総合(生命科学、数学、物理、化学、統計、公衆衛生合わせて50問)
12:30-15:00 小論文(英語)
◯配点、科目の内容
自然科学総合で上位100名を選び、100名の英語を採点して、48名が一次合格できます。
配点については非公開です。まずは自然科学総合で100名に入らなければなりません。
自然科学総合は、高校レベルの生物、数学、物理、化学
毎年数問公衆衛生(2020年度は出題されず)や統計が出題されます。5択のマーク式です。
しっかり基礎を固めている人にとっては解きやすく簡単と感じるはずです。できる人とできない人でかなり差がつくかなと思いました。100名に入るには7割あれば大丈夫だと思います。私は8割超えたかなという感触です。
英語は、長文2題でどちらも1000字程度だったと思います。文章自体は読みやすいですが、日本語に起こすことが意外と難しかったかなと思いました。
全て日本語の記述で計1500字書くことが要求されます。時間が足りなくなることはなかったですが、記述量が多くかなり疲れました。
日頃から日本語で文章を作る練習をするといいと思います。各大問に一つ、"あなたはどう考えるか"という質問があるので、しっかりと自身の主張を書けるように練習するべきです。
私の感触では5~6割といったところでしょうか。これでも一次は合格できました。自然科学総合でしっかり稼げたのが大きかったと思います。
◯受験者層、受験者数、コロナ対策などなど
受験者層はかなり幅広かったと思います。50代くらいの方もいました。マーク式なので文系の方や、一発合格狙いの方もいるのではないかと思います。
受験者数は2020年度は257名でした。ですが、合格レベルに達している人としていない人の差はかなり大きいのかなと思います。しっかり自然科学総合を取れれば合格に近づけると思います。
コロナ対策ですが、3つのグループに分けて集合時間を分けられました。そして、試験場に入る前に、非接触体温計で体温を計測しました。昼休み中には、窓を開けて換気をしていて、試験中は冷房ガンガンにしていました。
冷え性の方は、羽織るものを持っていった方が良いでしょう。
◯大学周辺の情報
大学は、宇部新川駅から徒歩10分くらいのところにあります。空港からはリムジンバスがあり、地方大学の中ではかなりアクセスが良いところにあります。
宇部新川周辺には食事をするところが少なかったですかね。ほっともっとがあったので、前日の夜に買ってホテルで食べるのが良いかもしれません。お腹に優しいですからね。
大学周辺のホテルで、私が泊まったところを含めおすすめ(めっちゃ調べました)は
ABホテル宇部新川
国際ホテル宇部
ホテルニューガイア宇部
新山口駅、宇部駅、下関駅などホテルはいっぱいありますが、電車の便はあまり良くないので、宇部新川駅周辺のホテルを取ることをおすすめします!
長々と失礼いたしました。
一次の体験記ではありますが、これから愛媛、高知、旭川の詳細も書いていく予定です!
全ての受験結果は、10月ごろ報告しようと思います!
最初の試験を終えて
こんばんは、きんぐです。
二つの大学の試験を終えて、一息ついたところです。
各大学の詳細については、受験が一通り終わってから書いていきたいなと考えています。
まず全体の感想としては、
受験者の人数が多くてとても緊張感を感じました。
私は、「皆どうせ記念受験だろ?受かるのは自分だ!」とずっと思いながら、イヤホンで音楽を聞いて試験が始まるまで気持ちを高めていました。
試験は、実力があるのはもちろんのこと、それに加えて強靭なメンタルが必要だと思います。
そのメンタル面では、私はとても強く保てられたのかなと思います。
次に山口大学の感想を書きます。
受験者は250名、学科試験でまず100名に絞られてから、英語で40~50名に絞られます。
学科試験では、高校レベルの数学物理化学、生命科学、統計が出題されました。
毎年出題されている植物分野と公衆衛生は出題されませんでした。
それぞれの問題は平易なものが多いですが、90分の間に50題を正確かつスピーディーに解く必要があります。普段から、厳しい時間内に問題を解く練習をするべきです。
感触としては、学科では8,9割とれたと思います。
英語は、1000字程度の英語が大問2つ、日本語での記述が合計1500字を150分のうちに解く必要があります。
時間が足りなくなるということはありませんでしたが、集中を維持し続けることがとても大変でした。問題自体は読みやすかったですが、それを日本語で文章にすることが少々難しく感じました。
これも、日頃から長文を読んで文章に起こすというトレーニングが重要であると感じました。
山口の1次試験は合格できたのではないかと思ってますが、結果が分かるまで待ちたいと思います。
最後に愛媛大学の感想を書きます。
難易度はかなり高く良問が多いという印象です。
英語は、800字程度の長文が二題で、和訳、説明、英作文が出題されました。
時間が非常に厳しく、取れるところを確実に取るという戦略が良いと思います。
始まった時に全体の問題量を把握することがとても大事です。
それぞれ50点なのですが、二つ目の長文は、問いが4つで50点でした。
一題あたりの配点が高いと気づいたので、二つ目から時間をかけてやりました。
この戦略がよかったかどうかは結果が出てからですね!
生命科学は、
大問1が高校物理
大問2が高校~大学化学
大問3が生命科学
大問4が生命科学の考察問題
という形式です。
高校レベルの物理化学を落とさないということが絶対だと思います。
生命科学の難易度は高いので、差がつくとしたら高校レベルだと思います。
詳細を書いてしまいましたね笑
いずれもっと詳しく書きたいと思います!